妻と離婚したくない……!夫が今からすべき3つのこと

■離婚を回避するためにやってはいけないこと

●感情的になる

突然離婚を言い渡されたら、焦ったり気が動転してしまったりすることも無理はありません。とはいえ、感情のままに相手に詰め寄ったり相手を責めたりしても、よい方向に転ぶことは少しもありません。

冷静になり、相手の立場になって考えてみれば、相手が離婚したいという結論に至るには、たとえあなたには思い当たる節がなくても、それなりの理由があるだろうことはわかるはず。まずは離婚したいという相手の意思をいったん受け入れ、相手の言い分に耳を傾け、その上で関係改善のために何ができるかを冷静に考えましょう。

冷静になるためのひとつの要素として知っておくとよいのは、たとえ相手から離婚を切り出されても、すぐに離婚になるわけではないということ。離婚は一方の意思でできるものではありませんから、あなたが離婚したくないと強く思っているなら、その間にできることが何かあるはずです。

●別居

相手から「少し冷静になって考えたいから、しばらく離れて暮らそう」などといわれたら、離婚してしまうよりはいいかも……と考えてしまうかもしれません。しかし、離婚したくないのならば、可能な限り別居は避けるべきです。

年間20万人もの方が離婚に至ってしまうという現在、離婚を新しい人生のスタートのきっかけとして、前向きに捉える方は少なくありません。そのため、“離婚指南書”ともいえる本は巷にあふれているのですが、あなたがもし本屋に立ち寄ったなら、そうした離婚の手引きのような本をちらっとのぞいてみてください。

そこにはかなりの確率で、「確実に離婚するための準備段階としての別居のすすめ」が記載されているはず……。別居をすると、かなりの高確率で離婚へと至ってしまうのです。

■離婚を回避するために今すぐすべきこと

●相手が離婚したいと考える理由を考える

相手が離婚したいと思った理由として、あなた自身に不倫や浮気、DVやモラハラをした、生活費を意図的に渡さなかった、などの原因がある場合、最終的に離婚を回避することは難しいかもしれません。これらは、裁判でも認められている離婚原因に当てはまるからです。

一方で、そういった具体的な離婚理由があるわけではなく、価値観の違いや生活のすれ違いなどが原因であれば、まだ関係修復の可能性が残されています。相手の離婚の動機に思い至ることができれば、これからとるべき具体的な対策が見えてくるでしょう。

●利害関係のない第三者に相談する

離婚は夫婦間の問題ではありますが、1人で悩みを抱え込むことは往々にして、事態を好転させることがありません。まずは、誰かに相談してみる、話を聞いてもらうことからはじめましょう。

その際、相談相手に選ぶ人は、できるだけ夫婦2人とは縁がなく、それぞれに利害関係のない第三者がおすすめ。客観的に状況を見てもらうことができるからです。やはり法律にも精通している弁護士などの専門家へ相談するのが理想ですが、「弁護士はちょっとハードルが高いかも……」と思うようであれば、離婚カウンセラーへ相談してみてください。

●離婚届不受理申出書の提出

離婚は夫婦2人の問題ですから、一方が離婚したいからといって、相手の同意なしに勝手にできるものではありません。とはいえ、夫婦であれば、お互いの印鑑が自宅のどこに置いてあるかくらいは把握しているはず。役所は離婚届の内容をいちいち確認したりはしませんから、必要事項が漏れなく記入さえされていれば、そのまま離婚届が受理されてしまう可能性もあります。

もちろん、あたかもあなたが書いたかのように離婚届を偽造することは法律違反ですが、一度受理された離婚届を撤回する手続きは非常に大変ですし、時間もかかります。そこで、「離婚届が提出されても受理しないでください」という内容の離婚届不受理申出書という書類を提出することで、先手を打っておくのです。役場で簡単にできる手続きですから、離婚を切り出された段階で対策しておけば、勝手に離婚届を出されてしまうような事態を避けることができます。

まとめ

夫婦間の話し合いでは解決が難しいように感じたら、家庭裁判所の夫婦関係調整調停を利用するのも選択肢のひとつ。調停は離婚するためのものと考えている方も多いかもしれませんが、実は、夫婦関係を調整するための調停には、離婚を前提にしたものと関係修復を前提にしたものとの2種類があるのです。

1人でじっと悩んでいるよりも、関係修復に向けた具体的な行動をはじめることが大切。あなたに今できること、すべきことを模索してみましょう。

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