男性だって悩んでいる!女性からセクハラを受けたらどうする?

■男性だって、女性からセクハラされることある

セクハラ(セクシュアル・ハラスメントの略)とは、相手が不快であるにもかかわらず、性的な言動をすることをいいます。セクハラは、無理やり身体を触るなどばかりではありません。相手が不快を示しているのに、性的な内容の「発言をする」のもそれにあたります。

一般的に、セクハラは男性が上司の立場を利用して、女性社員対して行われるケースが多いのですが、セクハラ自体は男性の行為に限られていません。特に女性上司が部下の若い男性社員に対してセクハラをし、問題になるケースは多々あるのです。

男性の場合、女性と違い「セクハラを受けた!」と声をあげるのは躊躇するものです。一つ間違えば、逆に、男性の方が女性に対してセクハラをしたと思われかねません。そのため、多くの場合、周囲の目が怖くて泣き寝入りしてしまう傾向にあるといえます。

■男性部下に対するセクハラとは?

では、実際に女性上司の男性部下に対するセクハラとはどういうものでしょうか?

いくつか、事例を挙げてみます。

●必要以上に身体に触ってくる

女性が男性の身体に必要以上に触れる行為もセクハラにあたります。業務中の場合、セクハラを受けている男性は、周囲の目が気になり、仕事にも影響が出てしまうでしょう。

●キスや性行為を強要する

女性から男性に対して、キスや性行為を強要するのもセクハラです。男性部下は女性上司の誘いを断った場合、自分の会社での立場が悪くなることを恐れて、言いなりになってしまうこともあるようです。

●デートや交際を強要する

「私と付き合いなさいよ!」と女性上司が男性部下に交際を強要するのもセクハラです。また、相手が嫌がっているのに、プライべートで食事や飲みに誘う、休日デートを強要するのもセクハラです。

●胸元のひらいた服を着る

どんな服を着ようが自由だと思われるかもしれませんが、男性社員の前で、女性が露出度の高い服を着ることも、場合によってはセクハラにあたります。

●「男性のくせに、こんなこともできないの?」

「女のくせに」と言われるのは、女性にとって非常に腹立たしいものですが、男性も同じ。「男のくせに」と、女性から言われれば不愉快なのは当然です。また、「○○ちゃん」など、子ども扱いするように名前を呼ぶことも、ときとしてセクハラにあたることがあります。

●身体の特徴を指摘

毛髪の量や髪形、体型などの身体を心無い言葉で指摘するのも、男女問わずセクハラです。近年は、男性が女性に対してこうした発言をすると、セクハラとして大きく取り上げられることが増え、気をつける男性は増えていますが、女性に自覚がないことが多く注意が必要です。

■女性からセクハラを受けたときの対処法

女性上司からセクハラを受けたとき、男性部下はどのように対応するのが適切でしょうか。

●セクハラである事実を伝える

女性上司は、自分の行為がセクハラだと理解していない可能性があります。むしろ、女性の方から身体に触ったり、デートに誘ったりするのを男性部下が喜んでいると勘違いしているかもしれません。ますます、状況を悪化させないためにも、できるだけ早い段階で女性上司の行為がセクハラであり、自分は不快であることを伝えましょう。

●会社の別の上司や相談窓口に相談する

男性部下が上司に対して、直接セクハラを注意するのは難しいかもしれません。そんなときは、会社の別の上司や相談窓口などに相談してみるのも手です。ただし、同じ会社の、しかも立場が上の人のことを相談するためには勇気が必要です。女性上司も会社の人に自分のセクハラ行為を相談されたと分かれば、プライドを傷つけられるでしょう。結果的に相談した男性部下がつらい立場にならないように、注意する必要があります。

まとめ

本人にも伝えられない、会社にも相談できない…。そんなとき、強い味方になってくれるのが、労働問題に強い弁護士です。弁護士は会社とは利害関係がありませんし、法の知識のもと適切な対応をしてくれるでしょう。自分の尊厳を守るために、男性もセクハラに声をあげる勇気が必要です。

関連記事