自動車で交通事故にあってしまった!事故後にやっておくべきこととは?

思いもよらない自動車同士の交通事故。大した事故ではなかったからと何もしないのは良くありません。事故後にやっておくべきことについて紹介します。

むち打ち症などは後日異変があるかも…医療機関に受診をしよう

交通事故によって大きな怪我を負ってしまった場合には、当然医療機関にて治療を受けることになりますが、もし事故後に目立った外傷がなかったり、自覚症状として痛みがなかったりする場合でも、必ず速やかに医療機関を受診しましょう。

速やかに医療機関の診察を受けることで、レントゲンやMRI検査などによって隠れた傷病を発見することができることもありますし、当該傷病が交通事故によって発症したものであること(事故と傷病との因果関係)を明らかにすることができます。

むち打ち症など、事故直後には症状が現れず、数日以上経過してから症状が現れてくる後遺障害の場合、そのうち治るだろうと放置していた結果、数か月経っても痛みやしびれ、めまいなどが続くというケースもあります。しかし、事故から数か月経過後に医療機関を受診しても、当該交通事故による後遺障害なのか、ほかの原因によるものなのかが証明できず、治療費について交通事故による損害として認められないこともあります。

万一交通事故にあってしまった場合には、必ず速やかに医療機関に受診しましょう。また、保険金などを請求する場合に必要となりますので、治療費や通院交通費の領収証は残しておきましょう。

加入している保険会社へ連絡をしよう

自動車保険は、自動車損害賠償保険法に基づいて加入が強制されている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と任意で加入する任意自動車保険(任意保険)に大別されます。ほとんどの自動車は少なくとも自賠責保険に加入しています。自動車保険契約の約款には、損害の有無にかかわらず、発生した事故はすべて、直ちに保険会社に通知しなければならないという通知義務が定められています。自動車事故が発生した場合には、速やかに加入している保険会社に連絡をしましょう。

一般的に保険金は加害者が加入する保険会社から支払われます。もし加害者となってしまった場合、速やかに事故発生について保険会社に連絡をしましょう。被害者であっても、加害者が任意保険に加入していなかった場合には、自ら加入している任意保険から保険金の支払いを受けることもできます。任意保険では、車両保険や自損事故保険など、自ら被った損害のてん補を目的とするものもあるので、被害者か加害者かに関係なく加入している保険会社に連絡する必要があります。

さらに任意保険では、保険会社から示談交渉などの解決援助を受けることができる場合もあります。また、最近では、訴訟(示談や和解)となった際の弁護士費用を保険会社が負担してくれる「弁護士費用特約」がつけられた任意保険も多くなっています。一般的には300万円が上限となっているものが多いですが、加入している自動車保険の内容をよく確認しておくことが重要です。

保険会社に保険金の請求を行うためには、公の機関が発行する交通事故証明書、損害の額や傷害の程度を証明する書類などが必要となります。保険会社に連絡する際には、いつまでにどのような書類が必要となるか確認しておきましょう。

まとめ

交通事故にあってしまった場合は、身体の痛みがなかったとしても、必ずすぐに病院の診察を受けましょう。また保険会社への連絡も必須です。また、万が一の時に備え、弁護士費用特約が付帯されているかなど、加入している自動車保険の内容を今一度確認しておくことをおすすめします。

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