職場でのパワハラ・セクハラに負けない!確実に慰謝料を取る方法とすぐにできる対処法

近年になってパワハラ・セクハラ自体の認知度は高まったものの、実際にパワハラ・セクハラが起きているのに見過ごされているケースはまだまだたくさんあります。実際に被害に遭うと、パワハラ・セクハラを受けている、傷ついている、苦しんでいると声を上げることは難しいかもしれません。しかし、勇気を出して一歩踏み出すことで、少しずつでも解決に向かいます。今回は、パワハラ・セクハラの加害者から確実に慰謝料を取る方法、パワハラ・セクハラ被害に遭ったときにできる対処法を解説していきましょう。

■パワハラやセクハラで慰謝料は請求できる?

立場や権力を利用した嫌がらせである「パワハラ」、男女差別を含む性的な嫌がらせである「セクハラ」は、その被害に遭ったら慰謝料を請求することが可能です。もしも、パワハラやセクハラが原因で退職せざるを得なくなった、うつ病を患って休職に追い込まれた、などの事情があれば、退職や休職によって被った損失の賠償金も同時に請求することができます。

また、パワハラ・セクハラの場合は、加害者である個人はもちろんのこと、会社に対しても訴えを起こすことができる点がポイントです。会社は労働者が安心して働けるように職場環境を整える義務を負っていますから、そもそもパワハラ・セクハラを起こしてしまった責任は、会社にあるともいえるのです。

■ハラスメント訴訟には証拠が必須!

パワハラやセクハラで慰謝料などを請求すること自体は可能ですが、納得のいく金額を支払ってもらえなかったり、慰謝料の支払い自体が認められなかったりするケースも少なくありません。なぜなら、パワハラやセクハラは、どこからがハラスメントでどこまでが指導やコミュニケーションの範疇なのかという線引きが非常に難しいからです。

ハラスメント訴訟で確実に勝訴する、あるいは、示談による解決でも慰謝料額を上げるためには、パワハラ・セクハラの事実を証明できる証拠が欠かせません。具体的には、以下に挙げるものが有力な証拠となります。

・音声データ

ICレコーダーを持っていなくても、スマホの録音機能を使えば簡単に音声データを取ることができます。録画が可能なら、動画でもOK。パワハラやセクハラに当たる言葉、相手との会話などを残しておきましょう。

・写真や画像

「お前はバカなのか」「付き合ってくれなければ明日から仕事を回さない」などの文章をメッセージアプリやメールを通じて送ってくるパワハラ・セクハラもあります。アプリの場合はスクリーンショットを撮影して保存し、メールの場合は該当のメールそのものを保存しておきましょう。もしパワハラで暴力を振るわれた場合は、体に傷が残っていればそれも撮影して記録しておくことをおすすめします。

・メモや日記

パワハラ・セクハラが行われた日時、場所、相手の名前、行われた内容、あなたの心身の状態などを記したメモや日記も証拠になり得ます。写真や画像と合わせて、記録用のノートを作成しておくのもおすすめです。

■ハラスメント被害に遭ったときの対処法

パワハラやセクハラの被害に遭ったら、ひとりで抱え込まず、仲のよい同僚や信頼できる先輩、上司などに相談してみましょう。社内に味方になってくれる人を増やせば、自ずとパワハラ・セクハラをしにくい環境ができてきます。

社内や部署内に相談できる人がいなければ、会社に設置されているハラスメントの相談窓口や、労働基準監督署に相談する方法もあります。訴訟を考えているなら、はじめから弁護士に相談することも選択肢のひとつでしょう。いずれの方法にしても、あなたのプライバシーは守られますから、安心してしかるべきところに助けを求めてください。

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