司法書士・羽生明彦先生インタビュー

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東京・立川市「羽生明彦司法書士事務所」
司法書士・羽生明彦先生 インタビュー

専門家インタビュー

  • -- 病気で長期入院している年老いた母親が「遺言を残したい」と口にするようになりました。
    痴呆などの症状はなく精神的には元気なのですが、病気の後遺症で手が不自由です。
    私が代筆しても良いのでしょうか。

    (43歳・会社員)

    自分で作る自筆証書遺言では代筆は認められていません。
    秘密証書遺言という方法では遺言内容の代筆は認められますが、氏名の自著が必要ですので、公正証書遺言をお勧めします。

    証人2人(お子さんはなれません)に立ち会ってもらい、お母様が口述した内容を公証人が筆記します。
    多少の費用はかかるものの、専門家である公証人が行いますから法律的な不備が出ることがほとんどなく、原本が公証役場に保管されるので紛失の恐れもありません。

    また、通常は公証人のもとに出向きますが、病気の場合などは出張してもらうことも可能です。

  • -- 妻は既に他界しており、万が一のことを考えて相続内容に関して遺言を残そうと考えています。
    私が住む家と土地は3等分。残りの畑は長男、賃貸用不動産は2男、3男には株券。農作業が好きな長男、定期的な収入が欲しい2男、株が好きな3男…と、すべて同程度の値段で自分なりに考えた分け方なのですが正直言って不安です。
    3人の子供は言いたいことを口にしてしまうタイプで「どうしてお前が○○なんだ」とケンカになってしまう気がするのです。
    だからと言って遺言がないともっとモメそうですし…。

    (63歳・隠居)

    お子様のことを考えて事前に準備するのは非常にいいことだと思います。
    ご相談の件ですが、遺言にある付言を利用したらいかがでしょう。
    付言は遺書に記すメッセージです。
    ご自分がどのような考えで財産を振り分けたのかを書いておけば、思いが伝わるのではないでしょうか。
    付言のおかげでトラブルが回避できたという例は少なくないようです。

  • -- 私はいまだ独身で実家住まい。母に先立たれた父と同居しています。
    最近、体調がすぐれない父は「俺の財産なんてこの家と土地だけだし、お前が住んでればいい」とノンキに言っていますが、もしものことがあったら家と土地は私と兄に相続されるはずです。
    そうなったら金にうるさい兄の奥さんが出てきて、いろいろと要求されるに違いありません。
    家は2等分できませんし、私の住む場所がなくなってしまいます。今から心配で…。

    (49歳・会社員)

    独身を通す男女が増えている今、このような相談は増えているのですが、代償相続を利用してトラブルを防ぐ人が多いようです。

    すぐには分けられない不動産など、財産の大部分を相続する相続人が、ほかの相続人に対して本来得られる分を金銭や金銭に換えることが比較的簡単な財産で支払う方法です。
    今回の場合、お兄様が受け取るであろう額を渡すわけです。
    税金も関係してくる話ですので、専門家に相談するのも手かもしれません。

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