夫が行方不明になった場合に熟年離婚はできるのか

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夫が行方不明になった場合に熟年離婚はできるのか

夫が行方不明になった場合に熟年離婚はできるのか

離婚したいけど配偶者が行方不明。どうすればいい?

「夫が行方不明中。離婚したいけど、本人がいないからできないのでしょうか?」「妻が失踪して数年になります。もう待つのも疲れてしまいました。離婚を考えていますが、どうすれば…」という話は、結構耳にします。通常、離婚する場合、財産分与や親権、養育費などについて当事者同士が話し合いを行い、所定の離婚届用紙に必要事項を記入・捺印、必要な書類と共に市区町村役場に提出するわけですから、肝心の配偶者がいなければできないのでは?と考えるのは当然です。

行方不明かつ生死のわからない相手を探して、それから離婚手続きを…なんて、気が遠くなるような話です。特に熟年離婚の場合、今後のことを踏まえて、一日も早く離婚したいと思うでしょう。

配偶者の所在が不明でも離婚は可能?

しかし、ご安心を。配偶者が行方不明、消息不明であっても、離婚することは可能です。日本の法律では「3年以上、夫や妻の生死不明が確認できない状態が現在も続いている」のであれば、「3年以上の生死不明」という民法が適用されます。また、1年ほどの行方不明や失踪においても、正当な理由がないのに夫婦の同居や協力、扶助義務を果たさない「悪意の遺棄」、婚姻関係が破綻、回復の見込みがない「婚姻を継続し難い重大な事由」が適用され、離婚できるケースもあります。

どちらにしろ、3年以上音沙汰がない配偶者との離婚は、本人不在、所在がわからなくても問題なくできるということです。ただし、これ以下の期間であるときは、「悪意の遺棄」「婚姻を継続し難い重大な事由」が認められるようにしなくてはなりません。

行方不明の配偶者と離婚するなら、まず法律の専門家へ

配偶者不在の熟年離婚問題を解決するには、法律の専門家への相談がおすすめです。配偶者は行方不明でも、親や親戚が絡んでくることもあります。無用なトラブルになる前に検討しましょう。

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