離婚した後も年金分割すれば生活は可能なのか

事務所検索(事務所名/地域)

離婚した後も年金分割すれば生活は可能なのか

離婚した後も年金分割すれば生活は可能なのか

「年金分割」設立は専業主婦が離婚した後の生活救済

「年金分割」が設立される以前、年金は離婚時の財産分与対象ではありませんでした。法律もなかったため、離婚した専業主婦に対し、きちんと年金が支払われることはほとんどなかったと聞きます。

専業主婦は夫の身の回りの世話をし、子供を生み育て、家を守っています。だから夫は仕事に専念でき、退職後は年金がもらえる。それなのに離婚をしたら、専業主婦の努力は評価されない。年金分割制度設立の裏には、このような声もあったといわれています。

年金分割で必ず「年金の半分」をもらえるわけではない

現在の年金分割制度には「合意分割」「3号分割」の2種類があります。先に制定された「合意分割」は、分割に際して夫婦間の話し合いが必要でしたが、平成20年施行の「3号分割」では、平成20年以降、専業主婦などの3号被保険者が離婚した場合、婚姻期間の年金は合意がなくても50%分割されます。気をつけたいのは、分割の対象が法律施行後の年金ということです。今離婚しても確実にもらえるのは数年分のみ。そのため、それ以前からの婚姻期間分は合意分割する必要があります。ただし、合意分割はあくまで「上限50%」ですから、必ず半分もらえるわけでありません。

また分割されるのは厚生年金だけです。夫または妻が自営業、国民年金に加入している場合は年金分割できません。また年金は自身が受給年齢に達してから支払われます。離婚してすぐには支給されないのです。

年金分割については法律専門家に相談すると安心

年金分割制度がスタートしてから熟年離婚は増えているようですが、先述のような条件に直面して「こんなはずじゃなかった」という離婚者も少なくないと聞きます。ですから熟年離婚を考えているのであれば、「年金分割は可能か。いつから、どの程度支払われるのか。」などを法律専門家、法律事務所に相談して把握しておくことをおすすめします。

【離婚・男女問題】トピックス一覧

ページトップへ戻る