砂糖に税金をかける話があるってほんと?

甘いケーキやジュース、和食の煮物など「砂糖」は私たちの食卓になくてはならない調味料のひとつ。でも、そんな砂糖に税金をかけるという話があるってご存知でしたか?

これは実際に厚労省懇談会が提言しているもので、近い将来に課税されるかもしれないのです。

近い将来、砂糖税が導入されるかもしれない

“砂糖に税金”と聞くと冗談のようにも聞こえますが、実際に日本で提言されています。厚生労働省の有識者懇談会が提言しているもので、2020年までに嗜好品に対して課税(現在対象になっているものはさらに課税強化)を求める提言書をまとめました。そのなかにはこの「砂糖」が含まれており、大いに話題になっているのです。

砂糖は食卓に欠かせないものですし、大きな課税率だったらどうしようと少々不安になりますよね。まだ、いつごろまでにどのような動きをするのかは詳しく発表されていないものの、2020年といえばあと丸5年もありません。タバコの税金も再び上がるような話もありますし、そう遠くはない未来に何らかの動きがありそうですね。

砂糖のとりすぎは健康を損なう?

日本で現在、税金を課せられているものの対象はさまざまです。“嗜好品に税をかける”といった観点からみると、砂糖への課税はタバコやアルコールと同じだといえます。タバコやアルコールも健康を損なう可能性のあるということはご存じですよね。砂糖もタバコやアルコールと同様に、健康リスクの高いものだという考え方がされています。

確かに砂糖の過剰摂取は、生活習慣病にかかりやすくなる傾向があります、嗜む程度の差はあれどタバコやアルコールに並んで提言されるのも分かるような気がします。

実際に砂糖の摂り過ぎによって懸念されるのが「高血圧」「高中性脂肪血症」「糖尿病」など。平成23年に厚生労働省より発表された死因別死亡総数によると、女性の第10位は特に糖尿病でした。

この順位、思ったよりも高くないと思うことなかれ! 砂糖などを摂取したことにより肥満になると動脈硬化が進み、結果として「心疾患」「脳血管疾患」のリスクが高まります。心疾患は死因の全体で第2位、脳血管疾患も全体の第4位。もちろん原因は砂糖だけではないものの、欲望のままに何も考えずに食べていると大変なことになりそうですね。

砂糖に課税することにより消費量が減るので、結果として社会全体の医療負担分が少なくなるのでは……というのが厚労省の考えているところのようです。

まとめ

もし砂糖を皮切りに塩にまで課税されれば同じく健康に悪いとされている塩やファーストフード、チョコレートなどとさまざまなものへと課税対象が広がっていく可能性が高まります。塩のきいたフライドポテトとチョコレートシェイクがセレブの楽しみになる日が訪れるかもしれませんね。

参考:

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