献血すると税金が免除になる?ポーランドの献血免税

税金は一方的に課せられるのではなく、さまざまな仕組みで軽減や免除される例が多々あります。そのなかでもユニークな試みをしているのが東欧・ポーランド。ポーランドでは献血することによって税金が免除になるという変わった税の取り組みがあるのです。一体、どのような仕組みなのか解説しましょう。

ポーランドの献血免税の仕組みとは

日本でも指定された場所で献血をすると、お菓子やジュース、ときにはオリジナルグッズなどがもらえますよね。年2回行われるオタクたちの祭典・コミックマーケットではアニメキャラクターのポスターを配布するなど、献血をした人だけが受ける特典が。

しかし、東欧の国・ポーランドでは献血をするとグッズどころか、税金が免除される仕組みがあるのです。献血後に献血証明書が発行されるので、その証明書持って税務署に行きます。そして簡単な手続きをするだけで減税されるというもの。

しかも、献血による特典は減税されるだけではありません。ポーランドではトータルで18リットルを献血すると、公共機関の利用が無料になります。しかも優遇される期間は何とも太っ腹な“一生”というから驚きです! 日本では1回の献血量が200~400ミリリットルですから、18リットルと聞くと果てしないようにも思えるものの、7~8年程度の間、定期的に献血を行えば達成できる量なのだとか。

ポーランドのこうした優遇措置を羨ましく感じるかもしれませんが、実は日本でも1950年代から1960年代半ばまで「売血」が行われていました。売血とは読んで字の如く血を売る行為ですが、直接的に金銭が発生することから生活のために血を繰り返し売る人も少なくありませんでした。そのため健康を損ねる例も多く、廃止されたのです。

議論を呼ぶ大阪府西大阪市の「血税」とは

よく税金のムダ使いが話題なると、「我々の血税をなんてことに!」といった発言を目にしませんか? そんななかまさに“血税”ともいえる「大阪府西大阪市で税金滞納者に対して献血義務が生じることが決定した」というニュースがネット配信され、大いに話題になりました。

これは、大阪府西大阪市の議会が決定したもので、税金の支払いを滞納している人が献血をして市がこれを換金して滞納分の補填をするといったもの。

嘘のような話ですが、これは実際に虚報タイムスという嘘ニュースを配信するサイトのお話でした。しかし、なかには「とても合理的だ」「献血で滞納分が支払えるなら良いかも」といった賛成の声もチラホラ。今回は嘘ニュースでしたが、もしかすると本当になる日が訪れるかも……!?

まとめ

現在、日本での献血は善意の上で成り立っているものです。しかし、年々献血をする人は減ってきているのだとか。医療のために必要な血液の確保のため、いつかポーランドのように税金免除など、金銭面でのメリットを掲げて、献血を呼びかける日がくるかもしれませんね。

参考:

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